（厚生労働省ホームページ 報道発表資料より）

　厚生労働省と中央職業能力開発協会は、11月26日（日）から30日（木）までアラブ首長国連邦・アブダビ市で開催される第２回技能五輪アジア大会（主催：ワールドスキルズアジア）に派遣する日本代表選手４名を決定しました。

　技能五輪アジア大会は、職業訓練の振興と技能水準の向上、技能者の国際交流、親善を図ることを目的として、26の加盟国・地域などから派遣された青年技能者が技能を競う大会で、技能五輪国際大会の開催されない年に開催されます。日本選手団は2018年の第１回大会から参加しています。

　代表選手は、本年８月に静岡県で開催した第18回若年者ものづくり競技大会の成績優秀者などから選出された、小林 祥真さん（業務用ITソフトウェア・ソリューションズ職種、トヨタ自動車（株）所属）、村上 快仁さん（自動車工職種、日産自動車（株）所属）、木村 颯太さん（ITネットワークシステム管理職種、トヨタ自動車（株）所属）、小松 未咲さん（グラフィックデザイン職種、（学）河原学園　河原デザイン・アート専門学校所属）です。
　また、10月24日（火）と11月２日（木）には厚生労働省において、2023年技能五輪アジア大会選手等決定通知書授与式及びオリエンテーションを実施します。

　厚生労働省は、今後も、各種技能競技大会の実施などを通じて、若年技能者の裾野を広げ、社会的に技能を価値あるものとして扱う気運を高める取組みを行っていきます。

【第２回技能五輪アジア大会　開催概要】 ・主催 ワールドスキルズアジア（略称：WSA、本部：UAE・アブダビ） ・会場 アブダビ国立展示センター（ADNEC) ・日程 11月26日（日）開会式
11月27日（月）～29日（水）競技
11月30日（木）閉会式 ・競技職種（予定） 20職種（機械製図CAD、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ、溶接、電子機器組立て、ウェブデザイン、電工、左官、広告美術、移動式ロボット、洋裁、自動車工、車体塗装、ITネットワークシステム管理、グラフィックデザイン、冷凍空調技術、看護/介護、美容/理容、れんが積み、タイル張り、工場電気設備）
【参考】 ●　「第２回技能五輪アジア大会」詳細
・ワールドスキルズアジアのウェブサイトをご覧ください。
Home (worldskillsasiaabudhabi2023.com)
●　「技能五輪国際大会」概要 技能五輪国際大会は、幅広い職種の青年技能者（原則22歳以下（一部の職種は25歳以下））を対象とした唯一の世界レベルの技能競技大会で、職業訓練の振興と技能水準の向上、技能者の国際交流、親交を図ることを目的に、２年に一度開催しています。日本選手団は1962年から参加しています。
・詳細については、中央職業能力開発協会のウェブサイトをご覧ください。
技能五輪国際大会 : 中央職業能力開発協会（JAVADA）