技能競技大会併設イベントについて
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若年者ものづくり競技大会併設イベント「かがわ技能フェスティバル2025」(ものづくり体験イベント)
開催概要
かがわ技能フェスティバルは、技能・技術の素晴らしさを実感できる機会を創出すること、子どもたちにものづくり技能体験などを通して「学んで・作って・感動して」もらい、ものづくり産業への興味を深めること、子どもたちに将来の仕事について考えるきっかけを提供すること、ものづくり産業の未来の担い手を育てることを目的に開催しているイベントです。
令和7年度は「第20回若年者ものづくり競技大会」が香川県で開催されることから、大会と連携した併設イベントとして8月3日(日)、4日(月)の2日間、あなぶきアリーナ香川 交流エリアで開催いたしました。各職種技能士会や職業能力開発施設など22ブースが出展し、2日間で31のものづくり技能体験を行いました。
全国大会と同時に開催することで、若者が競う技能競技への関心を高めることができ、また、広く県民の交流の場として香川の技能の魅力を発信することができました。夏休みの思い出づくりに約17,000人と多くの方にご来場いただきました。
会場の様子
今回のイベント全体で12職種45名のものづくりマイスターにご参加いただきました。
5名のものづくりマイスターが指導にあたった建築板金職種の体験イベント「親子で銅板折鶴」には、2日間で80組の親子にご参加いただき、銅板を折る向きや力加減、きれいに見えるコツなどの指導を受けながら親子で協力して銅板で作る折鶴を完成させていました。使用する道具も作業をしやすくするためにものづくりマイスターが技能フェスティバル用に考えて手作りしたものであると説明されると、とても驚いていました。
出来上がった作品を見ながら親子で感想を言い合い、嬉しそうに写真を撮る姿が多く見られ印象的でした。
体験終了後も、ものづくりマイスターに展示作品のことや普段の仕事について熱心に質問をしている方も多くいらっしゃいました。
ものづくりマイスターの指導の様子
「建築板金職種」
ものづくりマイスターの指導の様子
「IT職種」
イベント参加者の声
【イベントに参加したのは?】
・本を読むのが好きで、本立てを作ってみたかったから。(子ども)
・子どもが工作好きなので参加しました。(保護者)
・子どもが本好きで、本立てを自分で作って本を並べたいと子どもが興味をもったから。(保護者)
【講師(ものづくりマイスター)の印象は】
・イベントでの実演作業をみて、すごいなと思いました。(子ども)
・自分で作品を作るのにとても苦労しましたが、マイスターの方の教え方がとても分かりやすくて、とても楽しく参加することが出来ました。(子ども)
・かなづちの使い方を一つにしても、細かい手さばきでさすがプロだなと思いました。(保護者)
・釘をいとも簡単に木材に打っており、素人にはなかなか出来ない技だと思いました。(保護者)
・子どもに丁寧にやさしく教えている姿をみて、親としてはとても感謝しています。(保護者)
【ものづくりの仕事のイメージ】
・私たちが住む家を作ってくれる人。
・AIなどでも対応出来ない分野。
・素人には難しいことを簡単にやってしまう技能・技術をもっている人。
・目に見えて形になるものを作る仕事。
ものづくりマイスターの指導の様子
「建具製作職種」
ものづくりマイスターの指導の様子
「塗装職種」
ものづくりマイスターより
このイベントが初めてあなぶきアリーナで開催されましたが、夏休みの時期と重なったこともあり、多くの子どもたちに参加してもらえたことは大きな意義があると感じています。イベントで指導する際は、経験のない方や年齢層に合わせて、難易度や工程を調整した制作作品を選び、作成過程の簡素化にも工夫しています。こうすることで誰もが楽しみながら無理なく取り組めるようにしています。
若い頃からものづくりが好きで板金組合員となり、建築板金1級を取得しました。技能検定用の作品展開図や試作品の制作に取り組み、こうした経験を活かせると思い、ものづくりマイスターになりました。マイスター活動を通じて、現在制作している作品に加え、新しい作品にも挑戦したいと考えております。また、これまでの活動で培った技能・技術や経験を次の世代へしっかりと繋げていきたいと思います。
ものづくりの現場は技術・技能だけではなく、想いや創造力を形にする楽しさがあり、これからもたくさんの人にものづくりの面白さを伝えていきたいと思います。次の時代を担う若い方にはものづくりに興味を持ち、ぜひ挑戦してほしいと願っています。
(ものづくりマイスター建築板金職種)
イベントは、日頃体験したことがない出来事をやってみようという幅を広げる行動で大切と思います。
普段の指導の中では、個々の個性を伸ばすやり方、進め方について工夫しています。マイスター活動を通じて、色々な方とお話ができ、考え方も自由でとても勉強になります。形に残ることは自分の思い出にも残るので挑戦をしてほしいと思います。
(ものづくりマイスター建築大工職種)
● ものづくりマイスター制度の詳細についてはこちら
ものづくりマイスターの指導の様子
「建築板金職種」
ものづくりマイスターの指導の様子
「建築大工職種」
主催者(香川県地域技能振興コーナー)より
会場となったあなぶきアリーナ香川が令和7年2月に開館したばかりの初めて利用する会場であったため広さや設備の面で不明な点が多くあり、出展者数の決定やブース配置、機材等の搬入・搬出のオペレーションに苦労しました。
出展者の選定にあたっては、若年者ものづくり競技大会の併催イベントであることから、出場選手の所属する学校や大会に関連する職種にご出展をお願いいたしました。
当日は県内3か所の競技会場を中継で結び、大会風景と共に香川県選手本人や所属している学校の先生、指導したものづくりマイスターなどのインタビューを放送するYouTubeチャンネルを開設し、イベント会場だけでなくご自宅からでも選手を応援できるようにし、競技大会に興味を持っていただけるよう工夫いたしました。
また、暑い中での開催であったため、熱中症対策と大会見学への誘導を兼ねて、競技会場であるアリーナのスタンド席を飲食・休憩スペースとして開放し、多くの方にご利用いただきました。
夏休みということもあり想定をはるかに超えるご来場をいただきました。作品を作っている真剣な顔、出来上がった時の嬉しそうな顔、保護者の方と話す楽しそうな顔、多くの方々にご協力いただいたおかげで、子どもたちの明るい表情にあふれた2日間となりました。ものづくりの楽しさ、また、香川県にも素晴らしい職人がたくさんいることを実感していただけたのではないかと思います。
イベント会場で展示された作品
建築板金職種
建築板金職種
建具製作職種
婦人子供服製造職種
和裁職種
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