現代の名工Navi
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和服仕立職
塚本 和夫(つかもと かずお)
70歳
就業地: 東京都
受賞年度
2023年
所属
塚本和裁研究所
プロフィール
家業が和裁を営んでおり子供の頃から父の毎日着物を縫っている姿を見ていた。私は高校卒業後の進路が決まっていなかったため、父の下に修行に入った。和裁の難しさと自分に向いているか等の疑問があり、昼間は和裁を習いながら夜間は大学で勉強するという4年間を過ごしている間に和裁が段々と好きになり和裁一筋で50年以上になる。
※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。
技能の紹介
和裁全般の仕立てに長年従事し、一般的な着物の他に角袖(男物コート)お祝い用ちゃんちゃんこ、大黒頭巾など特注品の仕立てにおいて幅広い知識と技能を有している。また、指導した若手技能者が技能五輪全国大会において、2年連続銀賞に受賞するなど、後進の育成において高い指導能力を発揮している。各講習会で指導にあったているほか、イベント等における実演講師を積極的に務め後進の模範となっている。
仕事に対する思い
着物は生きています。例えば、袷(あわせ)の着物は表と裏の生地の素材が違いますし、時間が経つと表又は裏が詰まります。そういった変化することを頭の中に描いて、顧客の体形にピッタリ合う寸法に『一針一針』、着物と会話をしながら確実に仕立て上げるように心掛けています。
名工からのメッセージ
和裁の世界は奥が深く技能の追求に終わりはありません。壁を乗り越えても、すくに次の壁が見えてきます。技能の仕事は自分自身に満足した時点で成長は止まってしまいます。そういう意味で、技能の向上に取り組んでいる時こそ技能が向上しているときかもしれません。
この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など
和裁を教える所がだいぶ少なくなってきていますが、和裁訓練校に入学又は和裁所などに弟子入りする方法などがあります。
これまでの主な表彰歴
〈知事・行政機関の局長表彰等〉
・東京都優秀技能者 東京マイスター (平成28年11月)
・練馬区技能功労賞 (平成16年11月)
〈その他〉
・東京都和裁技能士会功労賞 (平成27年6月)
・日本和裁士会東京支部賞状 (昭和56年4月)
受賞歴
厚生労働省「ものづくりマイスター」 平成29年度 認定 和裁職種