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建築とび工

米田 實(よねだ みのる)

 79歳

就業地: 神奈川県

米田 實(よねだ みのる)

受賞年度
2022年

所属
株式会社 小川組

プロフィール
 昭和46年2月に大手建設会社から親族会社のとび職見習いとして、初めてとび装束を纏い地下足袋を履いた。厳しい職場環境の中、半年を過ぎた頃から分かりにくい専門道具の名前も分かり、仕事に慣れてきた。文字どおり耐えに耐え、忍びに忍ぶような毎日であったが、日々仕事に打ち込みながら10有余年を経て組の番頭となった。その後、稼業を継承して現在に至る。

※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。

技能の紹介

 重量とび工事に長年従事し、とび工事全般に幅広い知識と施工実績を有し、業界のとび達が尻込みするような極めて難易度の高い工事を創意工夫を重ねて施工した。
 技能関係の要職を歴任し、日本とび業界の最高技能の祭典である技能五輪全国大会の競技委員長を長きにわたり務めるなど、後進技能者の育成にも力を注ぎ、かつ今なお大小重量とび工事に勤しんでいる。

技能の紹介

仕事に対する思い

 とび職として入社した時は、厳しい職場の中で来る日も来る日も駆けずり回り、ぼろ布になるような修行を続けましたが、それでも「腕で来い!」と言われたことを念頭に、ことさら骨身を惜しまず仕事に打ちこみました。様々な経験を積むことでその甲斐あって、重量とび工事としての特殊作業も得意な技能として確率することができました。英国の故チャーチル首相が好んだ大型帆船の陸上での移動工事など、重量鳶も腰が引けるような現場を、工夫に工夫を重ね懸命に考え抜いて施主様の要望に応えてきました。

仕事に対する思い

名工からのメッセージ

 今の時代は、職場における上司や先輩からの指導方法が色々指摘を受けることから、ややもすると厳しく指導しない傾向がみられます。しかし、独りよがりな指導は論外ですが、節度を保ってしっかり指導してもらうことは、自分にとってプラスになるので、大変幸せなことであるということを認識してもらいたいと思います。

この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など

これまでの主な表彰歴

〈大臣表彰〉
・厚生労働大臣技能功労賞(平成23年11月)

〈知事・行政機関の局長表彰等〉
・横須賀市卓越技能者(平成15年11月)
・神奈川県知事卓越技能者(平成24年11月)

〈全国レベルの業界団体表彰等〉
・中央職業能力開発協会表彰(平成20年11月)
・全国技能五輪競技委員長(主査)日本鳶工業連合会長(平成22年5月)

〈その他〉
・技能者養成後進指導表彰(平成17年5月) 日本鳶工業連合会会長
・社団法人神奈川県技能士会連合会表彰(平成17年10月)

受賞歴