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電気めっき工

伊藤 亮(いとう りょう)

 50歳

就業地: 愛知県

伊藤 亮(いとう りょう)

受賞年度
2024年

所属
太陽電化工業株式会社

プロフィール
 子供の頃から物を作ったり、分解したり、組み立てたりするのが好きだった。祖父の代から名古屋市内でめっき業を営んでいたため、この世界に入りたいと思った。東京の株式会社大崎金属で修業しながら東京都鍍金工業組合高等職業訓練校に通い、めっきの基礎を覚えた。その後、名古屋に戻り父の跡を継いだ。電気めっき特級技能士の資格を取得し、現在は技能検定委員として後進の指導に励んでいるほか、厚生労働省「ものづくりマイスター」として、県内外で後進への指導を行い、ノウハウや技能を惜しみなく伝承している。

※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。

技能の紹介

 めっき加工に関する知識、技能に卓越し、めっき処理のより良い工程の開発や生産性向上を実現している。
 めっき加工は、金属やめっきの種類ごとに、薬剤、濃度、温度、浸透時間といった設定が異なるため、複数のラインでの非効率な作業となってしまうところを、氏が工程管理を行い、複数の金属を用いためっき加工について、ラインの一本化を成し遂げている。

技能の紹介

仕事に対する思い

 めっきは表面処理として昔から使われていて、古くは奈良の大仏に金めっきが使われていたと言われています。現在でも装飾をはじめ機械基礎産業として、使用用途は多岐に渡ります。めっきがなければ鉄はすぐに錆びてしまいますし、自動車もスマートフォンも動きません。
 今の時代、1つの物を丁寧に仕上げるのも大事ですが、大量の物を一定の品質で生産するのも必要だと思っています。ただし、自動機で加工していてもめっきのことを知らないと、不良品の対応はできませんし、顧客にも説明ができません。そうならないために、自分としては次の世代にめっきの技術、楽しさ、難しさを伝えていきたいと思っています。

仕事に対する思い

名工からのメッセージ

 めっきをするとき、一つ一つの工程で製品が綺麗になっていくのを見ていると、物を作っていると感じることができます。素材、めっきの種類によって加工方法に違いがありますが、色々なめっきを勉強して後世に伝えてもらいたいと思います。

この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など

東京都鍍金工業組合高等職業訓練校
大阪府鍍金工業組合大阪高等めっき技術訓練校

これまでの主な表彰歴

<知事・行政機関の局長表彰>
・愛知県知事表彰 優秀技能者(令和3年11月)

<全国レベルの業界団体表彰>
・中央職業能力開発協会会長表彰 全国めっき技術コンクールにおける表彰(平成25年11月、平成24年11月)

<その他>
・愛知県鍍金技術振興会会長表彰 電気めっき技能検定における成績優秀者(平成17年5月、平成12年5月)

受賞歴

厚生労働省「ものづくりマイスター」 平成25年度 認定 めっき職種