現代の名工Navi

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半導体チップ製造工

鈴木 敬生(すずき たかお)

 64歳

就業地: 神奈川県

鈴木 敬生(すずき たかお)

受賞年度
2024年

所属
日本ルメンタム株式会社 相模原事業所

プロフィール
 神奈川県出身。昭和54年に高等学校卒業後、株式会社日立製作所戸塚工場に入社。生産技術部工具課に配属、電子交換機等生産設備の製造立ち上げを担当。全社技能競技会(電子装置組立職種)で社長技能賞を受賞。その後、技能五輪全国大会の電子機器組立て職種指導員として若手技能者の育成に尽力。事業分社化により、現在の日本ルメンタム株式会社製造部課長補佐に就任。後進技能者の育成および量産高効率化に向けKAIZENを牽引中。

※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。

技能の紹介

 現代の生活に欠かすことができない主要インフラとなった大容量光通信に用いられる光トランシーバと、その光源となる最先端微細加工製造技術から製造される光半導体素子の量産工程において、27年間の長きにわたって従事してきた。モジュール組み立て技能では、光結合損出を限りなく低減するための高精度なファイバー融着技能を有している。
 また、光通信用半導体レーザ素子の高精度加工技能においては自動攪拌エッチング装置を開発し、誤差30nmレベルの高精度なパタン寸法加工製造技術を確立した。

技能の紹介

仕事に対する思い

 入社後配属された生産技術部工具課は一貫して生産設備の製造立ち上げを担っていました。その工程は大きく分けると、機械加工・仕上げ・アッセンブリ・電気配線・調整(デバック)に区分され、各工程には技能五輪経験者が多く在籍し、諸先輩の方々には非常に厳しくご指導頂きました。早く先輩方に追い付きたい一心で仕事に邁進したお陰で、正確に早く、且つ効率の良い作業を考え実行する現在の業務スタイルは、この頃に培われたのではないかと感じています。
 現場における問題点を掘下げ、改善案を導き出し、試行錯誤を繰り返しながら成果が得られた時の喜びは大きく、非常にやりがいを感じています。

仕事に対する思い

名工からのメッセージ

 半導体業界に限らず現在の私達を取り巻く環境は、日々新しい技術が生まれ進化しています。自社製品の方向性が変わり、これまで取得した技能や資格を活用する機会が減っていくこともなきにしもあらずです。
 常に世の中の最新技術や技能の動向に関心を持ち続け、絶えず自己の能力向上に務め、会社(世の中)に必要とされる人材であるためにはどうあるべきかを考えて日々の業務に取り組んで頂ければと思います。

仕事に対する思い

この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など

私は社内教育や能力開発セミナー等へ積極的に参加し、業務に必要な資格(国家検定)は全て取得する気概で取り組んできました。その結果、業務に関連する合計23個の国家資格を取得することが出来ました。
技能や資格を取得する際には合格ラインだけを目指すのではなく、満点を取るという気持ちが大事だと思います。このような気持ち、意思を持つことが皆さんの今後の成長にも繋がり、きっと役立つものと確信しています。

これまでの主な表彰歴

<知事・行政機関の局長表彰>
・神奈川県卓越技能者表彰(令和3年11月)
・神奈川県優秀技能者表彰(平成21年11月)

<全国レベルの業界団体表彰>
・関東電気協会優秀賞「部品搭載機ワンタッチ段取り化の考案」(平成12年3月)
・関東電気協会優秀賞「高密度パッケージ用フィクスチャー交換ボードの開発」(平成7年3月)

受賞歴