長年にわたり建築大工として従事し、特に日本古来の伝統的な木材加工技術である「規矩術」において、高い技能を有している。培ってきた技能を遺憾なく発揮し、社寺建築から住宅工事まで幅広い工事に携わってきた。
　また、大学の講師や技能グランプリ等の競技大会の指導を実施する等、後進育成や伝統技能の継承にも尽力している。

　仕事を予算内で仕上げ、良い家造りをすることにやりがいを感じます。お客様のために手間をかけ、技能・技術を惜しまず発揮して喜んでいただき、また仕事を頼みたいと言われると本当に嬉しく思います。開業当時からのお客様から仕事を紹介していただくことも多いのですが、一般住宅などの家造りは１年程度かかるため、昨今の物価上昇や人手不足などに苦労しています。
　地元での仕事が多いため、確かなものを造り、多くのお客様に見ていただき、次の仕事に繋がるよう努力しています。