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造園師

寺石 隆一(てらいし りゅういち)

 66歳

就業地: 京都府

寺石 隆一(てらいし りゅういち)

受賞年度
2024年

所属
株式会社寺石造園

プロフィール
 明治33年創業の造園業の家に生まれ、常時職人が家を出入りするなか、造園畑などを遊び場にしてこの仕事に親しんだ。東京農業大学造園学科で4年間学び、東京の造園会社で設計などに携わり、この経験が家業を継いでからもお客様の要望をもとに図面を引いて提案するのに役立った。今は地方を含め全国からの注文に対応するほか、日本造園組合連合会の副理事長として業界の発展のために尽力している。

※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。

技能の紹介

 伝統的な数寄屋庭園や、ビル屋内や屋上の限られた空間で、自然そのものの美しさや感性を演出する日本庭園の作庭を得意としている。これらの手法は、露地の庭や優美な滝岩組の技巧等、手掛ける庭には全て活かされている。近年ではこのような伝統的な技法に、新しい素材も柔軟に使用している。
 さらに、造園連主催セミナーを日本庭園文化普及委員長として開催したり、京都造園高等職業訓練校では、未来の担い手としての若人に向けた造園文化継承や技術指導を実践している。

技能の紹介

仕事に対する思い

 建築においては造園は工程の最後になる場合が殆どです。だからこそ細部にまで気をつかって美しく仕上げます。自分が良いと思う庭をデザインして提案ができ、完成すればお客様に喜んでもらって報酬までいただける、こんな仕事はあまりないと思います。
 とはいっても夏は暑く冬は寒い仕事です。昔は住み込みで働き休みは雨の日くらいでしたが、これだと今の若い人は見向きもしないでしょう。週休も二日にして有給休暇も充実させていき、若い人が安心して働ける環境づくりを常に心掛けて取り組むことが大切だと考えています。

仕事に対する思い

名工からのメッセージ

 とりあえず技術・技能を身に付けることが大切です。しっかりとした技術・技能を持っていれば、軽トラックと脚立を手に入れたら一人でも始めることができます。「京の名工展」には毎年造園を展示していますが、そういった良い造園を見て学ぶことも有効だと思います。

仕事に対する思い

この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など

京都造園高等職業訓練校の講習(1年)は大いに役立ちます。そのほか専門学校などもありますが、技能検定の2級ないしは1級を目指してほしいと思います。

これまでの主な表彰歴

<大臣表彰>
・建設事業関係功労者等 国土交通大臣表彰(都市計画事業)(令和4年7月)

<知事・行政機関の局長表彰>
・京都府優秀技能者表彰(平成23年1月)
・京都府伝統産業優秀技術者表彰(令和3年11月)

<全国レベルの業界団体表彰>
・一般社団法人日本造園組合連合会 創立35周年 組織功労者表彰(平成20年5月)
・一般社団法人日本造園建設業協会 功労賞(会長賞)(平成19年6月)

<その他>
・京都市市制110周年記念功労表彰(京都市長表彰)(平成20年10月)
・中小企業労務改善功労者表彰(京都府知事表彰)(平成26年11月)

受賞歴