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花火師

今野 義和(こんの よしかず)

 60歳

就業地: 秋田県

今野 義和(こんの よしかず)

受賞年度
2024年

所属
株式会社北日本花火興業

プロフィール
 「大曲の花火」で有名な秋田県大仙市に拠点を置く花火メーカーの4代目として生まれ、名だたる花火の名作を見て育ち、自分流の作品表現を目標に、先代と共に製造・打揚に勤んだ。特に子供からお年寄りまで楽しめるわかり易い花火表現にこだわり、多種の新型花火(キャラクター花火等)を製作したり、音楽の世界を花火で表現した。特に花火の世界に「笑い」という新風を吹き込んだ。全国で行われる製造保安責任者講習会の講師を担当。

※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。

技能の紹介

 長年、花火の製造や打ち上げに従事しており、型物花火製造における火薬成分や配列を精緻に調整する技能に卓越している。これまで数多くのキャラクター花火を生み出しているほか、花火の打ち上げタイミングを緻密に設定し、会場の音楽に合わせて打ち上げる「創造花火」のスタイルの第一人者として、全国各地の花火競技大会において内閣総理大臣賞等、多数の最高賞受賞を果たしている。
 また、火薬類の安全な取扱いについて花火師の指導にあたる等、後進の技術指導、育成に貢献している。

技能の紹介

仕事に対する思い

 花火はエンターテイメントであり、芸術でもあります。これらは火薬を扱う技術により成立します。この技術は、全てにおいて容易ではありませんし、火薬の取り扱いや管理は慎重でなければなりません。一方、花火の完成には多くの工程を要しますが、最後に何ものにも代えがたい「観客の反応」を体感することができます。
 そして花火には、作品に込められた作者の姿や思い・メッセージが伝わる瞬間があります。その瞬間こそ花火が芸術に昇華する瞬間だと言えます。この感動がこれからの「日本の花火」の生命線と思います。観客の皆様の未来の笑顔を創造するため、日夜、努力と工夫を絶やしません。

仕事に対する思い

名工からのメッセージ

 「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。ほぼ手作りでなされる日本の花火は、すぐに一人前にはなれませんが、興味や志しがあれば、上達も早いです。
 また、火薬を取り扱うので、様々なルールをよく理解する必要があります。地道な作業ですが、何万もの人が一気に歓声を上げる作品を作りますので、やりがいは大きいと思います。化学、文学、音楽、電気工学等、様々な要素で現代の花火は構成されています。

仕事に対する思い

この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など

目指したい作風の煙火業者に就職を希望する。
もしくは、夏季の打揚従事者になり、打上げの技術から習得する。

これまでの主な表彰歴

<大臣表彰>
・1992年国際花火デザインフェア 金賞(内閣総理大臣賞)(平成4年8月)
・第83回全国花火競技大会「大曲の花火」夜花火の部 最優秀賞(内閣総理大臣賞)(平成21年8月)
・第76回全国花火競技大会「大曲の花火」夜花火の部 最優秀賞(内閣総理大臣賞)(平成14年8月)

<知事・行政機関の局長表彰>
・秋田県優良技能者 秋田県知事表彰(令和5年11月)
・第92回土浦全国花火競技大会 創造花火 優勝(茨城県知事賞)(令和5年11月)
・第78回土浦全国花火競技大会 創造花火 優勝(茨城県知事賞)(平成21年10月)
・第77回土浦全国花火競技大会 創造花火 優勝(茨城県知事賞)(平成20年10月)

<その他>
・土浦全国花火競技大会 創造花火の部 3年連続優勝(土浦市長賞)(平成19年10月)
・第67回伊勢神宮奉納全国花火大会 打上花火の部 優勝(伊勢市長賞)(令和元年7月)
・第65回伊勢神宮奉納全国花火大会 打上花火の部 優勝(伊勢市長賞)(平成29年7月)

受賞歴