現代の名工Navi
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水引細工工
星川 安弘(ほしかわ やすひろ)
82歳
就業地: 愛媛県
受賞年度
2024年
所属
星川結納店
プロフィール
家業である星川結納店において水引細工の制作に従事しており、水引細工の技術や技法の研鑽に努めるとともに、水引製品の振興に貢献している。現在も同じ水引細工の伝統工芸士と技術・技能を共有して発展に協力しているほか、水引細工の新たな可能性を引き出し、アーティストと共同で展示会等へ作品を出展するなどしている。
※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。
技能の紹介
昭和34年から家業である星川結納店において、水引細工の結納品等を制作している。頭の中で思い描いた作品を定規等の道具を使わず手の感覚だけで制作していく様子は、熟練した匠の技がうかがえる。その技法は、同業の伝統工芸士に伝授されており、水引細工の普及及び伝承にも尽力している。
また、伝統的な技法だけでなく新たな手法の習得に挑戦しており、デザイナーとのコラボレーションにより制作したモダンな作品は、水引細工の新たな可能性を引き出している。
仕事に対する思い
子供の頃から両親や姉が水引細工をつくっているのを見て、見よう見まねで様々な結び方を覚えて手伝っていたこともあり、将来もこの仕事をしようと思っていました。
色々な結び方を覚えて、様々な作品をつくれるようになったのは、ただひたすら水引細工をつくってきたからです。結び方を身に付けるには数をこなすことが一番です。店を引き継いだ当時は本当に忙しく、沢山のご注文をいただくなど大変な時期もありましたが、妻と一緒に仕事をこなしながら、これまで二人三脚で歩むことができました。
この仕事の良いところは、お客様に完成した水引細工を見てもらって、「本当に綺麗ですね」と喜んでもらえることです。長く長く飾って、大切にしてもらえたらと思います。
名工からのメッセージ
これまでの水引細工にとらわれることなく、新しい発想で水引細工をつくっていってほしいです。近年、アーティストの方とコラボレーションして、これまでにない新たな作品づくりに挑戦しました。今後も水引細工づくり体験イベントを行うなどして、水引細工に触れてもらえることを続けていきたいと思います。こういった活動を通じて水引細工に触れて、小さな子供さんから幅広い年代の方に知ってもらえば、さらに発展していくものだと信じております。
この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など
これまでの主な表彰歴
<知事・行政機関の局長表彰>
・職業訓練功労者等(優秀技能者)知事表彰(令和5年11月)
・二十一世紀えひめの伝統工芸大賞 優秀賞(平成29年9月)
・えひめ暮らしの工芸品デザインコンクール 優良賞(平成7年10月、平成6年10月)
・えひめの伝統的特産品展 優秀賞(平成元年11月、昭和60年11月、昭和57年11月)
・えひめの伝統的特産品展 特賞(昭和62年11月、昭和61年11月、昭和59年11月、昭和56年11月)
<その他>
・えひめ伝統工芸士(平成7年12月)
受賞歴