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アーク溶接工

高橋 茂男(たかはし しげお)

 59歳

就業地: 宮城県

高橋 茂男(たかはし しげお)

受賞年度
2023年

所属
株式会社宮富士工業

プロフィール
宮城県出身。株式会社宮富士工業生産部工場長。同社社長から声をかけてもらい入社し、溶接について全く知識も経験もなく、先輩たちの技能を吸収するところからスタートした。以来37年、自分なりの創意工夫を重ね、プラント工事などを軸とする溶接業務に携わるとともに、同社が地域貢献・業界貢献として始めた地元の高校等での溶接後継者育成指導に努めてきた。

※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。

技能の紹介

金属溶接分野の各種製造に長年従事しており、その豊富な経験により培った知識・技能を有している。国民の安全に直結する原子力関連施設向けの製品を要求性能どおりに確実に製造しているとともに、地域基幹産業である製紙工場、自動車製造工場等のプラント設備の製品づくりを陣頭に立って実施している。また、過去四度の宮城県溶接競技大会における優勝実績をもつ技能と技術をもって後進の指導育成に尽力し、さらに技能検定委員も務めるなど、名実ともに業界の第一人者である。

技能の紹介

仕事に対する思い

溶接について何の知識も経験もなかった自分が先輩たちの仕事を見よう見まねで吸収しながら修行し、初めて仕事を任せられて、自分ひとりで最初から最後までやり遂げたときの達成感は未だに忘れることができません。そこからは自分との戦いで、溶接の現場はひとつとして同じ条件がなく、毎回積み重ねてきた経験に、その環境・条件下での最適な方法を見つけて自らのノウハウとしてきました。また、高校生への指導も自分の技能・知識の確認に大いに役立ちました。条件が厳しい仕事ほどやりがい・達成感はありますが、それでも自分としては満足できないところが何かしらあり、そこに溶接の面白さを感じ、そして次の仕事への意欲が湧きます。

仕事に対する思い

名工からのメッセージ

溶接は、毎回異なる条件の下で作業を行うことになります。その作業の微妙な設定などは作業する人それぞれに異なるものなので、基本をしっかり身に付けた上で、自分なりのやりかたを工夫して習得して行かなければなりません。それは奥深く、ゴールがないといってもいいものですが、それだけに一つひとつの作業に達成感があり、やりがいのある、そして探究心や向上心を揺さぶられる仕事です。

この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など

これまでの主な表彰歴

〈知事・行政機関の局長表彰等〉
・卓越技能者宮城県知事表彰 アーク溶接に係る卓越技能について表彰 平成21年11月

〈全国レベルの業界団体表彰等〉
・平成15年度全国溶接技術競技会 炭酸ガスアーク溶接の部 平成16年6月

〈その他〉
・石巻商工会議所 第57回優良従業員表彰 特別技能表彰 平成20年9月

受賞歴

高度熟練技能者 平成18年度 認定 一般機械器具製造関係分野 溶接職種
厚生労働省「ものづくりマイスター」 平成26年度 認定 電気溶接職種
厚生労働省「ものづくりマイスター」 平成26年度 認定 鉄工職種