現代の名工Navi

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日本料理調理人

床次 信也(とこなみ しんや)

 74歳

就業地: 鹿児島県

床次 信也(とこなみ しんや)

受賞年度
2019年

所属
アクアガーデンホテル福丸

プロフィール
 鹿児島出身。調理師であった父の影響を受けて調理の道を目指し、地元の高級割烹店に入店。その後大阪などの名店で研鑽を重ねた。「品のある料理を作れ。それを目指すのが心の料理人」という師匠の教えに感銘を受けて今の自分がある。現在はホテル顧問ならびに一般社団法人鹿児島県調理師協会の会長を務める。

※年齢・所属はいずれも表彰時のものです。

技能の紹介

 日本料理一筋に技能を磨き、特に刺身造りの庖丁さばきは長年の研鑽による独自の技が活きています。鹿児島県の多彩な地元食材を最大限に活かし、県が品種開発した黒さつま鶏など、県産食材を使用したメニューの開発にも尽力し、県の重要施策である農産物需要拡大と観光振興に食の面から中心的な貢献を行ってきました。
 また、児童・高齢者福祉施設での本格メニュー提供会や、後進の育成と活躍機会の確保、技能グランプリ競技委員など社会貢献や技能振興に対する功績も顕著です。

技能の紹介

仕事に対する思い

 私たちの修行時代は見て覚えるが基本。煮炊きした鍋についた残り汁をなめとって味を学びました。厳しい修行のなか辛いことも多々ありましたが、そんな時にも楽しさを見出すことが大切だと気付きました。この経験があったからこそ壁を打ち破る根性が身につき、仕事の面白さを知ることができたのだと思います。
 私は料理は心であると考えます。感謝なくして料理する心は生まれないのです。食材、お客様、支えてくださる方々…感謝を常に忘れないことです。後進には調理の技術だけでなく心を磨くことを伝えていきたいと思っています。

仕事に対する思い

名工からのメッセージ

 私たち料理人は仕事として食文化を担っています。日本のみならず世界各国の方々に日本料理を提供します。「修行」というと若い皆さんには嫌われるかもわかりませんが、得られるものは大きいはずです。世界が高く評価する日本料理文化を支えていることを知ってほしいと思います。

この技能を学ぶために役立つ訓練機関や習得法など

 訓練機関ではありませんが、数多くの料理に触れることが役立ちます。自分が出来る範囲でいいのです。書物なども1つの方法となるでしょう。料理に対する意識を高め、技術を磨く努力を続けることです。

これまでの主な表彰歴

平成9年6月 鹿児島県知事表彰(調理技術向上発展功労)
平成11年12月 厚生大臣表彰(調理技術向上功労)
平成13年11月 鹿児島県知事賞(優秀技能者)
平成29年11月 全国技能士会連合会会長表彰(地位向上発展功労)

受賞歴

全技連マイスター 平成29年度認定 調理(日本料理)職種