軽トラガーデンによるミニ庭園展示
- HOME
- 「地域発!いいもの」取組一覧
- 軽トラガーデンによるミニ庭園展示
平成28年度
- 応援する
- 48
軽トラガーデンによるミニ庭園展示とは
○軽トラックの荷台に予めミニ庭園を制作し、そのままイベント会場まで移動し展示する取組。
◆会場の事前準備に負担がかかる造園の展示会において、会場での準備時間が大幅に短縮でき、展示スペースも最小限に抑えることができる。
◆撤収も、そのまま軽トラックで移動するだけで済み、会場を汚すこともなく手軽に開催することが可能となることから、展覧会への参加を促し、造園に関する技能の継承や技能の素晴らしさを伝える取組として評価された。
取組の詳細
イベント等で会場にミニ庭園を制作する場合には、汚さないように地面にシートを引いて枠を作り、その中に土や石等を入れて植栽を行ない、形を整えていく。このため材料等の置き場所や運搬のスペースが必要になり、更に制作する時間も制限される。そして、イベント終了後は、折角制作したものを壊して撤収しなければならない。
今回は、「いばらきものづくりフェア」の会場に、軽トラックによる異なるミニ庭園を県内の支部毎に5台展示したが、来年以降は更に技能士の所属する事業所や個人単位に台数を10から15台に増やし、その技量を一般の人にも評価してもらうなど、技能士会を中心として技能の研鑽と向上を図っていく予定になっている。
取組のアピールポイント・特徴・取組の効果
イベントの来場者も、軽トラックの荷台にミニ庭園が制作・展示されているのを見て驚いていた。中にはポンプで水を循環させた滝を作り、実際に水が流れるのもあり、質問も通常の展示よりも多く、展示効果は高いと思う。また、事前に制作するため制作元の関係者が現地に行かなくても協力できるのが良いと思う。これからの住宅事情で狭い庭などにもミニ庭園は適用が可能なので、大きなイベントだけでは無く、1台でも、何処に行っても軽トラックで展示できるので期待が持てる。そして事業所または個人の技量の向上にも役立つ。
企業・団体の紹介
茨城県造園技能士会
国家技能検定の造園1級、2級合格者を対象に技能士会に入会して頂き、現在県内で180名の会員で構成している。技能士会では、庭木剪定、石積み、竹垣、雑木の庭、版築土塀などの講習会を毎年開催し、プロとしての技術・技能を高めると共に親睦を深めている。
- 所在地
-
〒310-0804
茨城県水戸市白梅
- 応援する