摘花された花たちの再利用~天然色素から生まれるホップ和紙の新たな挑戦~
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令和元年度
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摘花された花たちの再利用~天然色素から生まれるホップ和紙の新たな挑戦~とは
ホップの蔓の廃材を利用した和紙の商品化に向けて、花の廃材を利用した染色・媒染方法を確立し、より鮮やかに和紙を染めることに成功し、摘花された花の有効利用に繋げた取組。
取組の詳細
① 摘花により利用されずに捨てられる草花を利用し、ポップの蔓の廃材を原料にしたポップ和紙を、草木染めで染色した取組。
② 染色実験を繰り返し、酸とアルカリの作用を解明することで、より鮮やかに和紙を
染めることに成功した。さらに染色液を抽出するときの花の種類や品種、さらには花
の色まで特定し、摘花された花の有効利用につなげた。
③ 7年間にわたる取組により、継続してホップの蔓の廃材を利用して和紙を作成し、和紙に色を染めることでアイテムを増やしてきた。
取組のアピールポイント・特徴・取組の効果
① 花の廃材を利用した染色・媒染を確立し、より鮮やかに和紙を染めることができるようになるとともに、摘花され捨てられる花の有効利用が可能となった。
② 和紙に色を染め、商品のアイテムを増やすことで、商品の選ぶ楽しさを提供しており、ホップの農家の農閑期の産業支援になることが期待されている。
企業・団体の紹介
岩手県立遠野緑峰高等学校 草花研究班
岩手県立遠野緑峰高等学校は、農業学科である生産技術科と商業学科である情報処理科を併設した実業高校である。
- 所在地
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〒028-0541
岩手県遠野市松崎町白岩21-14-1
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