漆工技術後継者育成事業
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平成30年度
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漆工技術後継者育成事業とは
希少性の高い漆工技能者を30 年以上にわたり育成し、安比塗の伝統技能の継承と漆器産業の後継者を育成する取組。
取組の詳細
安代漆工技術研究センターの研修期間は、基礎課程2年、専攻課程1年とし、基礎課程では丸物などを使用した塗や漆調合、各種下地、産地別の特徴的な塗、道具製作等漆器製作にかかわる基本を指導する。その他蒔絵、乾漆造形、木地製作、漆精製、立体造形など研修分野は多岐にわたる。漆器製作技術を正確に習得するため少人数での指導を行う。研修後、独自の生産活動に繋げるため漆器工房で販売している商品を教材とし、実践的な指導を行う。
専攻課程は基礎課程修了生または同等の技術を保有したものを対象とし、量産技術、商品デザイン、接客等の実技を指導する。職人は接客が苦手と言われるが物産展等へ参加し商品説明や販売体験も行う。
海外からの研修生も受け入れており、台湾、ドイツ、オランダからの受け入れ実績もある。
取組のアピールポイント・特徴・取組の効果
研修後に独自での活動を促すため、販売できる教材を使用して実践的な指導を行っており、このことにより多数の修了生が工房を開設し、漆器産業全体に貢献している。
職員の指導のほか外部講師も招き新技術の導入や指導も行っている。これまで67名の研修生を輩出し全国で活躍している。漆指導機関からの評価も高く、大学等で漆を専攻した学生の研修も受け入れている。
企業・団体の紹介
八幡平市安代漆工技術研究センター
八幡平市が運営する漆工技術研修施設
- 所在地
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〒028-7533
岩手県八幡平市叺田70
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