沖縄県産イグサ(ビーグ)を使用した「へり無し畳(琉球畳)」の加工手順法の継承及び後進技能者の育成活動
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平成30年度
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沖縄県産イグサ(ビーグ)を使用した「へり無し畳(琉球畳)」の加工手順法の継承及び後進技能者の育成活動とは
沖縄県産イグサを使用した琉球畳の加工手順法の指導及び教育を行う伝統技能の継承と後継者育成、小中学校での「ものづくり体験教室」等を通じた畳文化の周知を行う取組。
取組の詳細
沖縄県内の畳工及び将来畳技能者を目指す者に、本土産よりも扱いが難しい沖縄県産イグサを使用したヘリ無し畳(琉球畳)の加工手順法を継承している。県内の畳工の技術向上を目的として、先人の築き上げた優れた技能を次世代に残すために、より高度な技法を習得するための技能講習会、畳品質管理責任者資格セミナーの開催や、畳製作」技能検定試験の受検者向け試験対策講習会を実施している。また、沖縄県職業能力開発協会と(一社)沖縄県技能士会連合会と連携し、地域の住民等を対象とした「ものづくり体験イベント」への参加や、県内の小中学校での「ものづくり体験教室」へ参加等を通じて、畳製造業の周知と普及活動を行っている。
取組のアピールポイント・特徴・取組の効果
県内外へ、県産畳表(たたみおもて)を使用した畳製作の技能を伝えることにより、県産畳表の活用に貢献した。
また、平成26 年度に開催した「匠の技・技能継承沖縄フェア」において、これまで培った技能を応用し、県産畳表を使用して有識畳(ゆうそくたたみ)の製作実演を行った。これは業界で初めてのことであり、一般には殆ど目にすることのない有識畳を県民に対して披露し、県産畳表の魅力を広くPR した。
また、寸法学の講習会等の実施により本県における畳工の技能向上に、品質管理責任者資格セミナーの開
催により県内公共工事の畳表の品質維持管理に、それぞれ貢献した。
企業・団体の紹介
沖縄県畳工業組合
1.組合員の取り扱う畳表、その他の諸材料の協同購入及び畳工事の協同受注
2.畳製造業に関する指導及び教育、技能検定試験等の各種講習会・セミナーの開催
3.畳製造業の周知と普及ならびに後継者・人材育成を図るため、沖縄県職業能力開発協会等と連携した若年者向けの「ものづくり体験教室」、「イベント」への参加等
- 所在地
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〒900-0002
沖縄県那覇市曙3-4-13 下地ビル2F
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