和紙工芸の極致とも評されている山鹿灯籠に関する技術・技法の継承、後継者の育成及び新しいライフスタイルに合わせた商品の開発を地域、自治体と連携しながら進め、伝統技能の継承と地域活性化を行う取組。

① 講習会の実施により高度な技術・技法を会員で共有し、振興会全体のレベルアップと次世代に対する技術継承につなげている。
② 「山鹿灯籠製作体験教室」は３４年前から継続的に実施されており、現在の灯籠師のうち５名が当教室の出身者であるなど、後継者の育成に大きく寄与している。
③ 小中学生を対象とした「児童・生徒に対する伝統的工芸品教育事業」は、平成２８年度から毎年実施されており、６００人を超える生徒が参加している。