地域と育てる明日の技能者育成事業(景観スポットリメイク事業)

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平成29年度上半期

地域と育てる明日の技能者育成事業(景観スポットリメイク事業)とは

地域と育てる明日の技能者育成事業(景観スポットリメイク事業)

○地域住民と交流しながら、公共職業訓練施設である青森県立むつ高等技術専門校がもつ職業訓練の知識や技能を活かし、景観資源のリメイクを実施する取組。
◆実行委員会と訓練生のワークショップやフィールドワークから事業の構想を練り、青森ヒバ材の散策ベンチや井戸枠を製作し、地域のまちづくりに貢献した。
◆公共職業訓練校の技能が地域の活性化に活かされるとともに、訓練生、実行委員会、地域住民が、地域の課題解決や活性化について協働して実施している取組であることが評価された。

取組の詳細

 むつ市では平成27年4月に「大湊の景観に関するルール」を作成し、市民や民間団体などと行政が力を合わせて大湊に何がふさわしいか検討し、人が集まるような景観スポットを協働して作っていく取り組みが必要とされた。
 そこで青森県立むつ高等技術専門校で実施している職業訓練の知識・技能をまちづくりに活用し、大湊らしさが残る湧き水や坂道の景観をリメイクして多くの人に知ってもらえるよう積極的にPRするため、年度当初にものづくりでまちづくり実行委員会を設立して委員の皆様と訓練生のワークショップや実際にまちを歩くフィールドワークから事業の構想を練り上げ、青森ヒバを材料として散策ベンチや井戸枠を製作し、地域のまちづくりに貢献することができた。

取組のアピールポイント・特徴・取組の効果

 フィールドワークやグループワークを通して地域の実態を正確に把握し、そこから見えてくる地域の課題や埋もれている宝について根拠を持った形で明確にすることができたので、ベンチや井戸枠をJR大湊駅、むつ市中央公民館、安渡館等に設置し、大湊地区の特徴ともいえる湧水や坂道といった景観資源を市民や観光客の皆様へ広くPRすることができたと考えている。
 また、実行委員会でのグループワークやベンチ・井戸枠の製作において、訓練生が実行委員の皆様や地域住民の方々と地域の問題解決について一緒に取り組むことができたので、広い範囲での人間関係の形成や社会性、コミュニケーション能力を育成することができたと思われる。

企業・団体の紹介

ものづくりでまちづくり実行委員会

ものづくりでまちづくり実行委員会は、NPO・市民活動団体、行政、青森県立むつ高等技術専門校によって構成されており、ものづくりをとおして地域の問題解決や活性化を図ることを目的として活動している。

所在地
〒035-0082
青森県むつ市文京町31-1(青森県立むつ高等技術専門校内)
URL
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/shoko/mu-gisen/top.html

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